300<スリーハンドレッド>
紀元前480年、スパルタ王レオニダスの元に大帝国ペルシアの使者が訪れ、スパルタに服従を要求する。レオニダスはこれを拒否。わずか300名の軍勢で100万のペルシア軍を向え撃つ。
渋めのアメコミ的な映像と、斬新なアクションシーンが凄い。僕的には「マトリックス」を超えた感じ。「マトリックス」も確かに斬新だったけど、ちょっと話のテンポが悪かったと思う。その分、映画的にマイナスだった。
でもこの映画はアクションシーンだけでなく、ノリもよい。政治的な話も絡んでくるけど、緩急の付け方が絶妙で、間延びする事もない。 が、しかし-
個人的にはスパルタが「自由を愛する国」、ペルシャが「暴君が統治する国」と強調しているのが鼻についた。 聞く所によると、この映画に対し、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシャ人を激しく冒涜していると抗議していたそうだ。
現在のアメリカの倫理観を、紀元前の伝説的な出来事に押し付けているが故の違和感だった様だ。 ハリウッドは良くこういう事をやるけど、映画の質を落としてしまうだけなので、改めた方が良いと思う。
なんてマイナス点を差し引いても、やっぱりこの映画は面白い。『スパイダーマン3』に抜かされるまで、今年の全米ナンバーワンヒットだったらしいけど、この映画に年齢制限がなければ、スパイダーマンに抜かれる事は無かったと思う。
点数は80点。 かなりお勧めです。
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